今週の為替相場振り返りと、来週以降の予想を記しました。
直近の相場をしっかり振り返るのは、FXの実力アップに必ず役立つので、ぜひ習慣化していきましょう。
「4時間足」、サインツールは「購入者特典」(緑のサイン)+「トレンドハンターFX」(青赤のサイン)、移動平均は「20MA・50MA」のセットアップを使用しています。
この記事の目次
今週の概況
先週に引き続き、クロス円は軒並み下落。ユーロは前半はやや調整が入りましたが、週末にかけては底堅い形となりました。
ドル自体は、他通貨と比較して、それほど弱くはないのですが、それ以上に、円やユーロが買われているリスクオフ相場という状況です。
1.ドル円(USD/JPY)
ドル円はもみ合いになりながらも、かなり弱さが継続しています。
117.00が底となって機能していますが、日足の重要ライン(116前半)が迫っており、大口投資家がここをブレイクさせるような動きが、来週は出るかもしれません。
とりあえず、ロングすることは考えない相場です。
2.ユーロドル(EUR/USD)
先週末はレンジ抜け方向を予想していましたが、週前半はレンジを超えられず下落、週末は再度上昇と、レンジが意識された相場となりました。1.0980(~1.10)がかなり強いラインとなっています。
来週はレンジ継続が本線で、ドル円の動き(ラインブレイク)次第で、上昇もみておくという感じでしょう。
3.ユーロ円(EUR/JPY)
ユーロ円は、ライン上での反発上昇を監視していましたが、ぐずついた動きに終始しました。
フラッグを形成しており、ドル円の動きを見ながら、ブレイク方向を狙うイメージです。
4.ポンドドル(GBP/USD)
先週に続き、ドルは決して強くはないのですが、それ以上にポンド下落の思惑が強いようです。
下値がまったく固まってないこともあり、当面は下落方向への動きをみる形といえます。
5.ポンド円(GBP/JPY)
ポンド円も暴落といってよい程の下落。こちらも当面は下げることのみを考えたトレンドになりそうです。
ドル円次第では、もう一段の下落もあるでしょう。
まとめ
リスクオフ状態の継続ですね。株式相場も派手に下落しており、経験的には、もう1~2週間の継続があってもおかしくないと考えています。
来週の最重要はドル円の下値。続いて、ユーロドルのレンジの監視、というところでしょう。
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