機関投資家に所属するトップトレーダーとして、現在は香港で活躍する神崎伸二さんのコンテンツが始動しています。
ロジックは、相場の「絶対領域」に注目し、価格が引き寄せされる動きを狙うというもの。
たった1人で資金20億を運用してきたトレーダーの手法、そして、それが完全無裁量で出来る理由とはどのようなものか、早速レビューしていきたいと思います。
この記事の目次
商材の概要
■商材タイトル 「ワールドクロスFX」
■販売者 神崎伸二さん(専業トレーダー)
■価格 198,000円
■形式・内容量 改良型PIVOTを使う15分足デイトレ+1分足スキャル
講師の神崎伸二氏とは?
講師の神崎さんは、機関投資家として、長年、運用を成功させてきたトレーダーです。これまで、FX等での情報発信のキャリアはなく、今回の教材の発売が初めてのようですね。
肝心の手法は、機関投資家がよく使うインジケータ「PIVOT」に着目した2つのロジックです。
まずはPIVOTについて見てみましょう。
PIVOTとは?
PIVOTは、RSIやパラボリックなどの開発でもおなじみの、ワイルダー氏によって発表されたインジケータです。
意味としては、前日の値動きに着目して、サポレジラインを自動で引いてくれるツールで、1日ごとにラインの位置は変わるため、デイトレに用いられる指標となります。
上の図の、中央の黄色の線が「PIVOTポイント」と呼ばれる価格で、“前日の高値、安値、終値”、この3つの価格を平均したもの。
このPIVOTポイントを上下で挟むように、S1・S2…というサポートラインと、R1・R2…というレジスタンスラインが自動で現れ、相場の壁を示す役割を果たしています。このラインをエントリーや決済の目標に使用します。
デイトレとスキャルの2刀流
この「相場の絶対領域」手法のメインとなるのは、15分足のデイトレ手法。
トレンド方向に大きな利益を狙う、トレンドフォロー手法で、PIVOTに一度押し目を作った所で買っていく“押し目買い(戻り売り)”の手法です。
ボラティリティの大きい通貨、そして、それがトレンド状態にある時のトレードが望ましいですね。
そして、さらに利益をアップさせる方法として、PIVOTラインに価格が戻る動きを最大活用した1分足のスキャル手法があります。
こちらは、図のとおり、レンジ逆張りを狙う方法で、値動きの落ち着いた時間で稼ぐ方法ですね。
スプレッドが小さく、トレンドになりにくい通貨が使いやすいイメージです。(ドル円など)
中身を詳しくレビュー!
早速、購入してみました。
会員サイトはこのようなイメージですね。
メインコンテンツ
メインコンテンツは動画講義です。
15分足を使ったトレンドロジック、1分足を使ったレンジロジックの解説があり、それぞれの勝率を上げるための裁量講義も入っています。
商材の評価(5段階評価)
■「ロジック」4点
PIVOTを改良するという点が独創的。
その他の部分は、基本に則った王道のトレンドフォロー手法と言えるでしょう。
■「負荷」 4点
1クリックでトレード出来るツールもあり、負荷を下げる工夫はあり。
■「実績」 3点
インジケータのみで完全無裁量で勝ち続けるには難しいと判断します。
■「煽り」 3点
強い煽りはなし。
■「価格」 1点
内容から判断して、入手しづらい価格設定と判断します。
商材の評点(25点満点)
評価:15点
まず、ロジックを視聴した感想として、「完全無裁量で勝てるロジック」という説明があるので、そこに対しての感想を述べてみます。
ワールドクロスFXの特徴は、相場がトレンドの場合は、15分足トレンドロジックでトレード。
反対に、相場がノントレンドに入った場合は、1分足のレンジロジックでトレード、というように、相場に合わせてロジックを切り替えるという使い方になってきます。
ここは、毎日稼ぐ必要のあるファンド・トレーダーならでは工夫と言えます。
ロジックを使い分ける必要があるため、相場が今トレンドなのか、レンジなのか、という環境認識のスキルを求められるわけですが、ワールドクロスFXでは、
- PIVOTが切上がっている(切り下がっている)
- MAが右肩上がり(右肩下がり)
この2点を確認することで、環境認識を図るというシンプルな方法となっています。
確かに、ワールドクロスFXの改良版PIVOTの精度は高く、勝っているサインの方がかなり多いですね。(負けているサインを探すのが難しい)
しかしながら、図のように、レンジが長く続いた場合に、トレンドロジックを無裁量で続けてしまうと、大きなドローダウンとなってしまうため、やはり「裁量=環境認識が必要」という意識は必要で、ここが使用する上での注意点と感じました。
※無裁量でトレードした場合の検証結果を追記予定です。
教材全般の評価として、確かにPIVOTを使ったサインの精度は良いのですが、価格的には入手が難しいと言えますね。
ワールドクロスFXに関しては、基本的には「王道のトレンド押し目買い手法」であるので、手法やサイン部分に関しては、他のトレンド系ツール(例として億スキャFXなど)で代替が出来そうです。
リアルセミナーや1クリックツールが付いている、という付加価値がある、という点をどこまで評価するか、という所ですね。
まとめますと、この商材のメリットは、
- 改良PIVOTの精度は高い
- ダマシ回避の裁量コンテンツが役立つ
デメリットは、
- 価格が強気の設定
- 裁量(環境認識)はどの手法でも絶対必要
という点になります。
PIVOTに興味がある、トレンドとレンジ手法の組み合わせで勝ちパターンを作りたいという方に、参考になる商材と言えるでしょう。
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