FX雑誌にコラムをもつ実力派トレーダー・ダイスケさんのトレード技術を体系的に学べる動画講義が、「トレンドストライクFX」です。ファンダメンタルとテクニカルを融合した手法が特長です。
この記事の目次
商材の概要
■商材タイトル 「トレンドストライクFX」
■販売者 ダイスケさん(プロトレーダー)
■価格 29,800円
■形式・内容量 約動画6時間+特典多数
■手法の概要
・4時間足スイングでのトレンドフォロー
・ファンダメンタルとテクニカルの融合で利益を獲る
販売者のダイスケさんですが、プロトレーダーとして活躍されています。
FX雑誌に連載も持たれています。
本商材の特長としては、4時間足のスイングで、「ファンダメンタルとテクニカルの融合」が
売り文句となっています。非常に気になる内容ですね笑
時間足は「日足」もしくは「4時間足」をメインとしたスイングトレードとなります。
使うインジケーターは、「移動平均線」と「パラボリック」。
パラボリックを使う手法は珍しいですが、トレンドフォローになじむ有力なツールです。
ロジックをMT4で表示すると、こんな感じです。
その他、応用テクニックとして、簡単なライントレードやRSIも入れることもあります。
推奨通貨ペアは、ユーロドル・ポンドドル・ドル円・オージードルなど。
流動性が高い通貨でトレードします。
中身を詳しくレビュー!
■はじめに
■FX基礎知識編
この辺りはFX初心者向けコンテンツ。FXのしくみ、用語の解説などです。
■マネーマネジメントとマインド
ここが非常に大事。長期的に勝てるトレーダーになるための資金・マインドの方法が解説されています。ここまでしっかり解説しているものは、商材の中ではなかなか無いので、ポイントが高い部分ですね。
■テクニカルとファンダメンタルズ
トレンドの見方となるテクニカル指標の基礎講座と、ファンダメンタルの解説について。
ファンダメンタルを手法に落とし込んだものは、珍しいので参考になります。
具体的には「需給=IMMポジション」を1つの視点として、取り入れるということですね。
考え方はシンプルなので、すぐにトレードに取り込むのも難しくはないです。
ちなみにIMMポジションは、「外為どっとコム」サイトから閲覧することができます。
■ダイスケ流トレードロジック
ここが本編。「ファンダメンタル」によるエントリー判断と、「移動平均・パラボリック」によるエントリー判断の具体的方法についての解説です。
■ダイスケ流トレード応用編
ダマシの回避方法についての裁量判断方法ですね。
この手法はレンジに弱いので、レンジを回避するための、RSI、ライントレードの方法です。
利益アップのために重要な部分です。
商材の評価(5段階評価)
■「ロジック」4点
これぞトレンドフォローというロジック。
分類としては、しっかりトレンドを待ってからエントリーする方法になります。
エントリー・決済に関する再現性は、ほぼ100%で実行できます。
■「負荷」 4点
裁量系ですが、裁量判断はかなり少ない手法です。
スイングなので負荷は低いです。
■「実績」 3点
販売ページに販売者の実績の掲載あり。
■「煽り」 2点
年8000pipsとありますが、さすがにすぐには無理でしょう。
手法を完全にマスターすれば、なんとか、というところでしょうか。
■「価格」 3点
普通です。質の高さと比して適切な価格です。
一番のポイントは「ロジック」ですね。
このトレンドストライクは、一言でいうと「一撃の大きい利益を獲ること」に特化した手法。
その分、デメリットとして勝率は低めになるはずです。
野球でいうと「三振が多いが、当たればホームラン」というバッターですね。
リターンは月ベースでは安定しにくいと思いますが、大きな一撃で獲り、年間数千pipsを稼ぐポテンシャルがあるのは間違いないと思います。
「月ベースでリターンを安定させたい」という方には、別のスイング手法である「トレンドハンターFX」「ぷーさん式トレンドフォロー」の方が好みに合うでしょう。
FX初心者も学ぶことのできる商材ですが、「ラクに勝ちたい」「早く利益を出したい」という方にはあまり向かないと思われるので、どちらかというと中上級者向けの手法といえそうです。
商材の評点(25点満点)
評価:16点
全体として、解説の分かりやすい良い商材です。
特に、「ファンダメンタルをトレードに活かす方法論」は、この商材独自の視点であり、非常に面白いと思います。
あとはパラボリックを使うメインロジックが、好みに合うかどうかというところですね。
良くも悪くも独創性が高く、長期的に優位性のある手法であることは間違いないので、
そういった手法を勉強してみたい、という方にはおすすめできます。
結論として、メリットは「独創性ある手法(パラボリックやファンダメンタル手法)」、
デメリットは「手法に好みの差が出やすい」ということになります。