FXスキャル・パーフェクトシグナル(SPS)と他のサインツール系スキャル商材との違いを解説します。
今回は2014年に大流行した「ドラゴンストラテジーFX」との比較を行います。
この記事の目次
SPSとドラステの比較
SPSとドラゴンストラテジーFXは、「5分足メイン・トレンドフォロー・マルチタイムフレーム・ボリンジャー系を使う」といった多くの共通点があり、見た目には結構似ているロジックとなっています。
細かい設定はおそらく違うものの、似たようなエントリーにはなりやすいと予測できます。
同じ時間帯の、SPSとドラゴンストラテジーFXのチャート画面を比較してみます。
(7/21 22:00~25:00 eur/usd)
上がSPS、下がドラゴンストラテジーFXです。
■FXスキャル・パーフェクトシグナル
■ドラゴンストラテジーFX
この日はユーロに強いトレンドが出て、両ロジックともガッツリ稼げる日となりました。
やはり、ロジックに共通点があるので、エントリーポイントはかなり似通っていますね。
一方、利確ポイントはロジックが完全に異なるため、違う場所になるはずですが、ここでのトレードはよく似た決済ポイント(ドラステの応用ルールの方)になり、どちらも約70pipsの利益となりました。
ポイント1 ダマシの多さについて
2つのロジックを比較した場合、大まかに言って、
「ドラステは大きいトレンド発生時に強いが、ダマシも結構多い」
「SPSでは1時間足を視認したり、セーフティメータを使う分、ダマシ防止が効いている」
という感触の違いがあります。
これはドラステのロジックが悪いということではなく、SPSでは「セーフティーメータ」の監視で負荷をかける分、エッジが効いているという表現の方が正確になるかと思います。
基本的には、大きいトレンド時に、両者とも強みを発揮できるロジックです。
ポイント2 平均足について
ドラステとSPSの違いのもう1つは、エントリー足が平均足(ドラステ)か、ローソク足(SPS)か。
ここも好みが出るところだと思います。
これはドラステをレビューしたときにも書いたんですが、個人的にはダウ理論やグランビルを含めてチャートを見る上で、ローソク足の方が便利だなと思っているので、完全に個人的な感触としては、SPSのほうがとっつきやすいと見ています。
ご参考まで。
まとめ
検証からは、FXスキャル・パーフェクトシグナルとドラゴンストラテジーFXを比較した場合、大枠ではよく似たトレードになりやすいことが確認できました。
あとはダマシの防ぎ方、利益の伸ばし方の裁量部分で細かい違いが出てくるでしょう。
これは、プラチナターボとの比較と論点は同じで、
「SPS=サインツールによる売買+裁量的要素・ツールも多い」
「ドラゴンストラテジーFX=基本的にサインのみでの売買を志向」
という点から、違いや特性が出てきますので、好みによる選択になってきます。
両者とも、大きいトレンド発生時にエントリーし、ある程度大きな利益を伸ばせる優秀なロジックです。