FXスキャル・パーフェクトシグナル(SPS)を1ヶ月ほど実戦運用してみました。
このロジックを使ってみての気づきと、うまく使うためのコツなどについてお伝えしたいと思います。
この記事の目次
ポイント1:利大損小が機能している
さて、SPSの検証の結論から言うと、「このロジックはトータルでプラスになる」可能性の高い手法といえそうです。
1日あたり平均20~30pipsの利益となりました。
まだロジックに慣れていないために、損切してしまったようなトレードを減らせるようになると、もう少し利益も増えそうな手ごたえです。
ロジックの検証においては、推奨の4通貨ペアを1日中監視していましたが、次の3点
・損切幅に比べ大きい利益をガツンと獲る(利大損小)
・日ベースでほぼプラスにできている
・マルチタイムフレーム分析が機能している
というところをしっかり確認することができました。
中でもやはり大きいのは「利大損小」で、トレールなども使いながら、決済ルールでしっかり利益を獲れる点。
スキャルロジックですが、図のように1トレードで40~80pipsの利益まで伸びるということもザラにあります。
このロジックの大きい特長といっていいと思います。
ポイント2:トレンドの初動が大事
このロジックで、利益を大きく獲るためのコツとしては、「トレンドの初動に積極的に乗る」ことが大事になってきます。
具体的には「トレンドが転換しての、1時間足での最初の売買サイン」が大きなチャンスになる、ということです。
図のように、移動平均が下降から上昇に変わり、サインが出たところはロングのチャンス。
高精度に勝てるポイントになりやすいです。こういうところは逃さないようにしたいですね。
ポイント3:複数通貨ペアの動きがヒントになりやすい
SPSでは「ドル円」「ユーロドル」「ユーロ円」「ポンド円」の4つが推奨ペアとなっていて、上の画面のように並べて監視する形になります。
利点として、「ユーロドルとユーロ円が同時に上昇しているので、ユーロ強いな」というように、通貨の相関関係が見えやすいです。
これも、サインを見送るか、エントリーするかを判断する上で、有効な材料になります。
ポイント4:ポンド円がいい感じ
検証期間内では、「ポンド円」が一番いい動きをしていました。
もちろん、これからの相場ではまた変わってくるとは思いますが、瞬間的に2~3pips上下するような、ポンド円のボラティリティの大きさとトレンドの作りやすさは、このロジックで稼ぐのにうってつけだと思います。
ダマシの多さも、他のペアと比べてもそんなに変わりませんでしたね。
トレードする通貨としては、ポンド円だけに絞ってSPSをする、というのも労力をかけずに稼げるので面白いと思います。
ポイント5:ロンドンタイム、NYタイムのオープンが狙い目
SPSでねらい目となるトレード時間は、やはり相場の動きが大きくなる時間帯でした。
ロンドンタイム開始 16:00(冬は17:00)の前後1時間
ニューヨークタイム開始 21:00(冬は22:00)の前後1時間
このあたりでのトレードが多くなりました。
反面、東京タイムでは有効なトレードは少ない印象です。(利益を獲るのは可能ですが)
ニューヨークタイムを狙えば、昼間に仕事のある方でも、トレードは十分可能ですね。
ポイント6:大きい利益が獲れたら、その日は勝ち逃げ
最後は、なんというか個人的な感想なのですが、40pips~70pipsというような大きな利益がサクッと獲れた時は、その日は手仕舞いにした方が良かった、ということが何度かありました。
1日の内に大きなトレンドが何度も頻発する、ということはあまりないので、大きいのが1回獲れたらその日は勝ち逃げする感覚でも良いと思います。
余計なトレードを減らすということも、SPSをやる上では留意したほうが良いですね。
以上、SPSを検証しての気づきやコツについて解説しました。
SPS本編の中にも、スキャルをうまく運用するための解説や、リアルトレードの解説がありますので、こちらも参照いただければと思います。
⇒FXスキャル・パーフェクトシグナル