FXスキャル・パーフェクトシグナルの購入者に、新しい商材の広告が届いているようです。
その名も「FXスキャルパーフェクトEA」!
クロスリテイリング名義では、おそらく初となる自動売買(EA)ですね。早速レビューしたいと思います。
この記事の目次
商材の中身をレビュー!
というわけで、今回のテーマは自動売買です。
自動売買ということで、「これ、気になるな」という方は多いと思います。
何もせずに稼げるならそれに越したことはないですからね。
ただ、当サイトの意見を述べさせていただくと、「自動売買で勝てるようになった」という方は見たことがないので、自動売買EAを使うのは、結構否定的です。
では、なぜ、自動売買で勝てないのか?
理由としては2つあって、「自動売買」そのものの問題と、「自動売買を使うトレーダー」の問題があると考えています。順に解説しましょう。
自動売買の問題点
自動売買の問題点を、端的に言うと「単一のロジックで勝ち続けるEAは有り得ない」ということです。
これは投資の原理原則ですから、絶対におさえておいてください。
なぜかというと、自動売買はインジケータを組み合わせたシステムになる事が一般的ですが、インジケータは大別すると「トレンド系」と「オシレータ系」に分かれて、必ず一長一短が発生する、ということです。
例えば、トレンド系の「移動平均」や「パラボリック」などは、トレンド相場では良いシグナルとなりますが、レンジやもみ合いでは、ダマシを頻発します。
逆に、オシレータ系の「ストキャスティクス」や「RSI」などは、レンジや逆張りでは有用になりますが、極端に強いトレンドが出ると、どうしようもない状態になります。
というように、必ず手法には得意な相場・不得意な相場がありますので、それを避けるという作業が、極めて重要です。(インジケータを組み合わせてもダメ)
これが裁量の必要性なんですね。
ですので、
EAをセットします ⇒ 放置します ⇒ 勝手に稼ぎ続けてくれます
ということは、現実的には有り得ないわけです。
自動で勝てる方法があるなら、世界中の銀行やヘッジファンドは高いコストをかけて、ディーラーやトレーダーを養成する必要がありませんからね。
自動売買を使うトレーダーの問題
で、自動売買はそういった問題を内包しているので、使うトレーダーが「自動売買の問題点を解消する」サポートをする必要があるんです。
ここまでの論旨はよろしいでしょうか?
そう、結局は「使うトレーダー」自身の問題に戻ってくるわけですね。
つまり、自動売買というのは、トレーダーとして、戦略・戦術や相場観の力量はしっかりあるんだけれども、エントリー・決済は執行できない時に利用する、というのが正しい使い方です。
自動売買を使うトレーダーの仕事としては・・・
- ボラティリティのない時は、ノートレードの指示をEAに出す
- ロジックの特性を理解して、複数のロジックを組み合わせる
- 利益の出ているロジック、出ていないロジックを検証して、適宜入れ替える
と、稼ぐならやるべき事は結構多いです。
それにマインドや、メンタルの問題もあります。
例えば、EAが連敗をした時に、理由をきちんと分析することが出来るか、それを許容して使い続けるメンタル管理はできるか、というように、どこまで行っても、自動でストレスフリー!ということはないんですね。
もうお気づきのとおり、「あれ、裁量トレードより大変なんじゃね?」ということになりやすいのが、自動売買の特徴です。
そうなんです。
自動売買そのものが勝てない、ということではないんです。
自動売買で勝つということは、裁量トレードで勝つ以上に難しいから、自動売買で勝っている人がほとんどいないんです。
(販売者の奥谷さんも、当然こういった所は理解されていて、動画内で発言されていますので、興味のある方は確認してみてください)
商材のロジックについて
長くなりましたが(笑)、結論としては「自動売買」するなら、裁量も必要になるし、裁量トレード以上に研究する覚悟が必要ですよ、ということになります。
頭ごなしに自動売買を否定するつもりはありませんが、難しいということを理解しておいて損はありません。それを理解した上で、この商材を検討していただくと有益になると考えますね。
さて、ではロジックの解説です。
SPEのロジックは「タイムレンジブレイク」という手法を使っていて、一言で言うと、「東京時間の高値・安値」をロンドン・NYタイムでブレイクしてきたら、その方向にエントリーという、順張りの手法になります。
そして、画像を見ると、いくつかのインジケータを使っていますので、このインジケータを合わせて、レンジ回避をするというフィルターをかけているものと思われます。
この手法のポイントは、一種のボラティリティブレイクアウトであること。つまり、この商材の元であるスキャルパーフェクトシグナルと、思想の上では共通している部分があるので、リターンもそんなには大きく変わってこないものと考えます。
スキャルパーフェクトシグナルも、ボラティリティが小さいところから、大きくなるところでエントリーという手法でしたよね。
というわけで、スキャルパーフェクトシグナルの自動化バージョンと捉えると、選ぶ時の基準にしやすいと思います。
最後に1点、「使う時に裁量が必要だ」という解説が結構入っていて、不安になりますね。
たしかに裁量必要なのはそのとおりなんですが、そんなに必要ならEAにする意味ないんじゃない、というのが当サイトの考えなんですが、その辺を上手く処理できているのかが気になります。もし、裁量部分を綺麗にルール化できているなら、商材としての価値はあるのかな、というところですね。
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