今週の為替相場振り返りと、来週以降の予想を記しました。
直近の相場をしっかり振り返るのは、FXの実力アップに必ず役立つので、ぜひ習慣化していきましょう。
チャートは「4時間足」、インジケータは「購入者特典」のセットアップを使用しています。
この記事の目次
今週の概況
今週は、重要イベントをこなし、相場も大きく動きました。
木曜は、ECBドラギ総裁会見の内容が、ネガティブサプライズとなり、ユーロショートの強烈な巻き返しが起こりました。週末の米雇用統計は予想より良い数字となったものの、ユーロ買いの影響が強く、ドル高にまで至らない結果となっています。
1.ドル円(USD/JPY)
予想通りレンジの推移。底堅いので、レンジの推移、あるいは抜けるとしたら上方向で見ていきたい形ですね。
2.ユーロドル(EUR/USD)
ユーロドルは、長く引っ張ってきたショートをようやく決済できました。今回の相場では、最初から最後まで、トレンドラインが、綺麗に機能してくれたな、という印象です。
木曜には強烈なショートカバーが起きてきます。ただ、いずれ一回は波形を作ると思うので、1.07台、1.06台へ下落する予想で見ています。上値が重いようでしたら、1.0950を壁にショートを試します。
3.ユーロ円(EUR/JPY)
急な上昇はないかと思っていましたが、ユーロのショートカバーで400pipsの上昇になりました。
オレンジの高値部分で、ぷーさん式のチャンスを待っていましたが急騰。来週は戻りを待つイメージで、売り・買い両面に対応できるよう見ていきます。
緑のラインで、ぷーさん式でエントリーできている方は、4時間スイングのかなりの実力がついているのではないかと思います。
4.ポンドドル(GBP/USD)
ポンドドルは、ユーロドル上昇の影響を受け、終盤に上昇。
ただ、ポンド単体としての強さではないため、トレンド転換となるかは、次の波形をどう作るかで決まります。これもライン際の攻防に注目。
5.ポンド円(GBP/JPY)
注目していたポンド円はレンジを形成。
赤丸の所で、典型的なパニック売りと買戻しが起きていますね。このチャートパターン(上昇トレンド割れからのレンジ、一旦下がるかとみせて買戻し)は良く出てくる形なので、覚えておくと役に立つかと思います。
これは、ライン際の攻防を見て、レンジの中に戻ってきたら「買い」の形。4時間スイングだときついかもしれませんが、短期トレードでは頻出のパターンです。
来週の予想は、クロス円が底堅いことから、上昇の目線で見ています。
まとめ
ユーロ上昇の相場となりました。為替予想・ニュースなどでは、パリティ方向へなどと言う予想も多かったですが、ファンダメンタルの勝手読みが、あてにならないことがよく分かる展開ですね。
特にユーロ円などの上昇を、チャート上の根拠を持って、獲れている方は自信にしてよいかと思いますね。来週もドル利上げに向けた思惑と、ユーロの一旦の上げ一服などをチャート上で見ていきましょう。
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