高額系のFX商材が始動した模様です。一時、こういったローンチが流行り、最近は、なりをひそめていたので、久しぶりの感もありますね。笑
この商材のポイントは「統計ツールを使った、年1回の作業」「FXと〇〇を両輪で使う稼ぎ方」にあるようです。早速レビューしていきましょう。
この記事の目次
商材の概要
■商材タイトル 「Wインカムトレーダー養成プロジェクト」
■販売者 川島一級FP事務所
■価格 ?円
■形式・内容量 動画講義、システムツール
■手法の概要
・FXともう一つの金融商品で、統計手法を用いたトレード
今回の商材の販売者は「川島一級FP事務所」となっており、1年ほど前に「ビッグデータFX」の販売がありますね。
こちらも統計手法を基にしたシステムトレードであり、そこはかとなく同じ手法ではないか、という雰囲気が漂っています。
今回の講師は、「和也」さんという方で、路上生活からトレーダーになり、現在は講師として活躍されているとのこと。
ラジオ番組や証券会社とのタイアップもあるようですね。
肝心の手法は、これからの動画になるようですが、こういった系の商材は「要注意」と考える点が2つありますので、記しておきます。
理由1:「統計を使った手法」には注意
FX商材の中に、たまに、この「統計」を謳った手法というのが出てきます。
この統計手法の内容としては、「過去の4本値(始値・終値・高値・安値)」を使ってトレードルールを作る、というものなのですが、合理的に考えても、こういったものが機能することはありません。
前に、ビッグデータFXでも書いた箇所を引用します。
FX商材で「過去の4本値」だけを使うシステムトレードが一時はやった時期がありました。だいたい5・6年以上前だと思いますが、その当時、「システムトレード」といえば、4本値を使って作るトレードというのが主流だったくらいです。
こういったシステムトレードは、内容が初心者にも分かりやすいのと、カーブフッティング(結果ありきの改変)が異常にかけやすいので、販売者にとって一躍人気となりましたが、今現在では見かけることがありませんね。
なぜ、廃れてしまったか。
答えは単純で、バックテストどおりの結果がでるものが皆無だったからですね。
使い方によりけりですが、過去の4本値を使うというのは、データに基づいているようで実はあまり意味がないと考えます。
長期間のデータを使えば、カーブフッティングしにくく、信頼性が出るのではという意見もありますが、1年ごとに背景も性質も異なる相場の値動きをごちゃ混ぜにすることに、意味はあるのかなと感じますね。
私見ですが、過去の4本値を丸めて、とんちんかんなルールを作るよりも、目の前のチャートを見て、「ここにラインがあるから壁にしてトレードしよう」とか、「移動平均が右肩上がりだからトレンド」というように、今の相場を作っている思惑とテクニカルをしっかり見てトレードした方が、余程良いように考えます。
理由2:「高額系商材」には注意
タイトルと矛盾するようですが、私は一概に高額商材を否定しません。
すべて、「価値>価格」であれば、どんな価格設定であっても手に入れる価値があると考えます。
その反対に、どんなに安くても、入手価格以上の価値を生まないのであれば、それは入手する意味がないということですね。
そこを踏まえたうえで、高額系商材について注意喚起しておきたいのは、近年の高額系商材の評判がとっても悪いからです。笑
当サイトにも、高額商材に参加した感想を送ってくださるメールが届くのですが、軒並み評判が悪いんですよね。
- ツールや会員サイトの質が、価格に比較して、かなり低い…
- 対面コンサルの超高額バックエンドをセールスされた…
といったこともあったようです。
この「Wインカムツール」が、どんな価格帯で、どんな質なのかは現時点では分かりませんが、同系統の「派手な動画ローンチ&高額教材」には注意すべき、ということを念頭においてほしい、という想いがありましたので、今回記しました。
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