今週の為替相場振り返りと、来週以降の予想を記しました。
直近の相場をしっかり振り返るのは、FXの実力アップに必ず役立つので、ぜひ習慣化していきましょう。
なお、チャートは「日足」と「4時間足」、インジケータは「トレンドハンターFX」のセットアップを使用しています。
この記事の目次
今週の概況
今週木曜のFOMCを眺めながら、前半は様子見の展開となりました。
FOMCで利上げ見送りの報が伝わると、ドル安が進展しましたが、今週引けにかけてはドル買戻しが起こるなど、方向感の難しい相場になっています。
1.ドル円(USD/JPY)
左の日足チャートのとおり、フラッグの形成がハッキリ見えますね。
ブレイクされるのにもう少し時間がかかりそうな感じです。
4時間足も、FOMCでの下落から半値までの買戻しと、レンジを意識した動きになっています。
2.ユーロドル(EUR/USD)
日足では、8月のリスクオフ以降、安値を切り上げる展開に。
4時間足では、FOMCの利上げ見送りを織り込んで、割と綺麗な上昇トレンドとなりました。
ただ、引けにかけて大きく下落しているので、来週は注意が必要ですね。
3.ユーロ円(EUR/JPY)
ユーロ円は先週は強い上昇が続きましたが、今週は一転もみ合いに。
4時間足も強い上昇を見せると思いきや、引けにかけてダブルトップの形になってきています。
ネックラインを割るかどうかが、来週の注目ポイントになります。
4.ポンドドル(GBP/USD)
ポンドドルは、8月のリスクオフ時にポンド円につられる形で暴落しましたが、直近では強い上昇トレンドになっています。
4時間足では、引けにかけてドル高になっていますが、1.5460のラインにサポートされることができれば、まだ上昇余地がありそうな形です。
5.ポンド円(GBP/JPY)
ポンド円も、ポンドドルと同じく上昇していますが、円高の影響もあり、上値の重い推移。
ボラティリティはあるので、短期トレードには良さそうですけれども。
ライン付近でのサポートと、上昇トレンド維持なるかがポイントです。
PICK UP ニュージードル(NZD/USD)
来週、注目の通貨ペアとして、ニュージードルを挙げてみました。
日足ベースでは下落が続いていますが、MACDでダイバージェンスを起こしていることと、4時間足で、0.6400のラインをブレイクしていることから、一旦のプルバックの発生狙いも考えられそうです。
ファンダメンタル的にはまだ弱いので、試しでのトレードが良さそうですが、注目してみたいと思います。
まとめ
メジャー通貨ペアは、日足トレンドがもみあいに入り、利が獲りにくい相場でしたが、4時間足ライントレードでの「ぷーさん式トレンドフォロー」はまずまず機能した相場でしたね。
来週もシルバーウィークの中となりますが、ドル中心に方向感の見極めが焦点になりそうです。