今週の為替相場振り返りと、来週以降の予想を記しました。
直近の相場をしっかり振り返るのは、FXの実力アップに必ず役立つので、ぜひ習慣化していきましょう。
なお、チャートは「4時間足」、インジケータは「ボリンジャーバンド±1σ」のセットアップを使用しています。
この記事の目次
今週の概況
先週末の米雇用統計発表後、方向感のない相場となりました。
今週は株式市場の持ち直しにつれて、リスクオンムードに回帰し、欧米通貨、オセアニア通貨の上昇、ドル・円の下落という対比となってきました。
世界の株式市場チャートはこちらから確認できます。(引用:本気の株式投資ブログ)
1.ドル円(USD/JPY)
ドル円は依然もみあいに。トレンドフォローでは、まだまだエントリーできない形。
週末にかけて、リスクオンムードが高まっているので、来週、株高で推移すると、一旦は円安方向を試すのかなと思います。
2.ユーロドル(EUR/USD)
ユーロドルは徐々に安値を切り上げて、週末にラインをブレイクしてきました。
要因としては、欧州株価の持ち直しが大きいと考えていますが、押さえられていた上値を突破した分、容易には崩れない形と思います。
高値をつかむのでなく、水平ラインもしくはチャネルラインでの押し目を狙いたいところ。
3.ユーロ円(EUR/JPY)
ユーロ円もユーロドルと同じく上昇。相当の買い圧力がかかってますね。
来週はロングの対象として注目しておく必要があります。
押し目を拾って、137.00のラインまでとれれば、リスクの低いトレードができそうです。
4.ポンドドル(GBP/USD)
先週の解説どおり、ポンドは上げてきましたね。
今週は、ポンド主体でトレードしましたが、英の弱い指標発表3連発もありながら良くここまであげたな、というヒヤヒヤのトレードでした笑。(ポンドドルでなく、ポンド円を選択しましたが、どうだったか…)
チャート形状は上昇方向ですが、高値追いはリスクが高いので、弱気が織り込まれてから、強気に転じるところで、ロングで入りたいと思います。
5.ポンド円(GBP/JPY)
ポンド円を先週の解説どおり取引しまして、ぷーさん式で150pips程、利益確定です。(ラインを割ったのと、週末なので決済しました)
一気に下げる形は想定しづらいので、来週は、全体のリスクオンムードを見ながら、押し目を拾いたいと思います。
PICK UP ニュージー円(NZD/JPY)
ニュージードル/円の4時間足です。オセアニア通貨の上昇も狙ってましたが、ライン乗っかりの前に上げられてしまいました。
もう少し前のラインで入れる形なので、過去検証で、もう一度練習しなおそうと思います。オセアニアはユーロ、ポンドに比べると若干波形の認識が難しい(..)
まとめ
リスクオンのトレンドに入ってきました。オセアニアもしばらく上昇するでしょうが、上昇余地がありそうなのは、ユーロ・ポンドあたりかなと考えています。
ドルが上昇するイベントや要因というのは、しばらくなさそうですしね。
ただ、リスクはとらずに、押し目ができたらエントリーの姿勢で狙います。
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