今週の為替相場振り返りと、来週以降の予想を記しました。
直近の相場をしっかり振り返るのは、FXの実力アップに必ず役立つので、ぜひ習慣化していきましょう。
なお、チャートは「4時間足」、インジケータは「ボリンジャーバンド±1σ」のセットアップを使用しています。
この記事の目次
今週の概況
今週の為替相場は、株式市場の下落に従い、ドル円が一時118円割れを試すなど、円高・リスクオフの方向に動きました。
しかし、その後、ドル円や株式市場の持ち直し、ユーロ追加緩和に関する発言を受け、ドル高に転換する動きとなっています。
1.ドル円(USD/JPY)
118.40のチャートポイントをブレイクするも、そのままの下落とならず急反発。
結果として、レンジブレイクのダマシとなっています。
再度レンジ内での動きと、ブレイク方向を監視。
2.ユーロドル(EUR/USD)
ユーロドルは、前半はドル安を受け、強く上昇しましたが、週末にかけて下落。
トレンドチャネルを切り上げる動きから判断すると、これまでの買い圧力は強いので、オレンジの価格帯でレンジを作るのを本線に予想。
ただし、ユーロも上げきれない動きが長く続いているため、サポートラインを割ると強い売りに転じる可能性があります。
3.ユーロ円(EUR/JPY)
ユーロ円は、週前半は円高の動きを受けてもみあい。そのユーロ安になっています。
他の通貨ペアに比べると、綺麗な波形が出ていないので、トレードし辛い格好です。
ユーロドルの動きもみながら、当面はレンジ推移を予想。
4.ポンドドル(GBP/USD)
ポンドは週頭に弱い指標で下落。しかし、その後にドル安→ユーロ安の動きを経て一点上昇しています。
かなり荒い動きですが、これが本来のポンドの動きという感じもしますね笑
やるとすれば、ロング方向のトレード。サポートまで落ちたらロングです。
5.ポンド円(GBP/JPY)
来週はポンド円をメインに注目したいと思います。
ユーロ安が続けば、逆相関でポンドの上昇強いかなと考えています。184.65のラインをブレイクすれば、186手前までのスイングがとれそう。
PICK UP オージードル(AUD/USD)
オセアニア通貨は強い上昇となっていますが、豪ドルはやや利食いが入ってきたか。
ただし、依然買い圧力は強い状態なので、安易なショートはしない方が安全でしょう。
まとめ
ボラティリティの大きな相場ですが、メジャー通貨のトレンド感はなかなか出ない格好ですね。
ドル円ブレイクもダマシに終わっています。
ぷーさん式のチャンスはしばらくなさそうなので、基本はノートレードで良いのですが、ポンドは動き次第で100~150pipsくらい獲れるかなという見通しです。
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