FXスキャル・パーフェクトシグナル(SPS)のレビューを行いましたが、他のサインツール系スキャル商材との違いについても紹介しておきたいと思います。
この記事の目次
SPSとプラチナターボFXを比較
両者の共通点は「トレンドフォロー」指向のロジックであること。
ただ、使っているインジケータが若干異なっていて、そこに違いがあります。
SPS:ボリンジャー、平均足、ZIGZAG、移動平均
プラチナターボ:HMA、CCI、QQEなど
同じ時間帯のチャート(7/20午後17:40頃 usd/jpy)で比較してみましょう。
上がSPS、下がプラチナターボFXです。
■FXスキャル・パーフェクトシグナル
■PLATINUM TURBO FX
今回の検証では、偶然ほぼ同じタイミングでエントリーとなりました。
ロジックは異なりますが、両者とも、このように大きくトレンドが動き出すところをうまく捕まえます。
SPSでは、サインツールどおりのエントリー・決済で4pips、すぐに応用ロジックのエントリールールに入りましたので、こちらもエントリーして、約10pips。で、計14pipsの利益となりました。SPSとしては、かなり早い決済です。
そして、プラチナターボもサインどおりで、9pipsの利益となりました。
ポイント1 利益幅の伸ばし方
2つのロジックを比較した場合、大まかにいって
「プラチナターボFXでは比較的短い時間でサクサク利確する傾向にある」
「SPSではトレール決済で、結果的に大きく利益を伸ばすこともある」
という違いが出やすいですね。
プラチナターボは平均10pips前後、SPSは10~40pips前後というイメージ。
プラチナターボではサインで決済する仕組み、SPSは裁量やトレールで決済する仕組みという特性による違いが出ている部分だと思います。
裁量を使う分、より大きく利益を取れる可能性が高くなる、という感触です。
ポイント2 ダマシ回避の方法
ダマシ回避の方法ですが、プラチナターボでは、RSIなどを踏まえたレンジ回避のフィルターがすでに入っていて、余計なサインは出ないという仕組みをとっています。
一方で、SPSは1時間足のトレンドと移動平均・セーフティメータを表示させて、自分の目で確認する仕組みとなっています。
ここも好みによる選択になってきますね。
ポイント3 エントリー回数の多さ
ケースによるところも大きいのかもしれませんが、有効なエントリー回数の多さでは、断然SPSが勝るイメージです。
プラチナターボ5分足ですと、1時間に1回くらいのエントリー、という感覚です。
これは、ロジックの良し悪しというより、プラチナターボでは、レンジ回避のためのフィルターが入っていることと、裁量ありなしの違い、ツールの多さによる優位性に起因するものと思います。
まあ、プラチナターボFXは1分足のロジックもあるので、そちらでカバーできているという見方もできます。
まとめ
「SPS=サインツールによる売買+裁量的要素・ツールも多い」
「プラチナターボFX=基本的にサインのみでの売買を志向」
という点から、上記に述べたような違い・特性が出ていると考えられます。
ですので、選択の基準としては、「裁量要素にどれだけ負荷がかけられるか」という点がポイントになってきます。
サインにしたがって楽にトレードしたいならば「プラチナターボ」、裁量を含めて、取引回数・利益幅を増やしたいのであれば「FXスキャル・パーフェクトシグナル」という選択になるでしょう。
補足すると、プラチナターボFXにも裁量によるトレード解説はあるのですが、それならば最初から「FXスキャル・パーフェクトシグナル」の明快な動画講義で勉強してみては、というのが個人的な思いです。(勉強になる部分が多くあったので)
選択の参考になりましたならば、幸いです。