今週の為替相場振り返りと、来週以降の予想を記しました。
直近の相場をしっかり振り返るのは、ＦＸの実力アップに必ず役立つので、ぜひ習慣化していきましょう。
なお、チャートは「４時間足」、インジケータは「ボリンジャーバンド±１σ」のセットアップを使用しています。
この記事の目次
今週の概況
ドル高ムードが堅調に続いています。
週末での米雇用統計発表では、予想以上の強い数字となり、来月の利上げ予想を後押しする形で、相場では強いドル高となりました。
来週以降も基本的にはドル高トレンドで相場を見ていく必要があります。
１．ドル円（USD/JPY）
ドル円は、3ヶ月続いたレンジをようやくブレイク。ドル高に伴い123円代まで上昇しました。
125円台が目標となってくるでしょうが、そこを突破するのは、かなりの上昇圧力が必要になりそうです。
２．ユーロドル（EUR/USD）
ユーロドルは、ダウ理論による綺麗な下落トレンドが継続中。今週も安値をブレイクしています。
トレンドラインを大きく下に回りこみ、相当の売り圧力がかかっている形。これを明確に抜けない限りは、ショートの続行でＯＫ。
３．ユーロ円（EUR/JPY）
ユーロ円も下落トレンド継続中。ただし、円安の影響も出てきており、下落スピードは弱まってきました。
レンジを作り、反転上昇するようなら、ぷーさん式のチャンスも出てきそう。
４．ポンドドル（GBP/USD）
ポンドドルは、木曜のカーニー総裁発言による利上げムード後退から一気に下落。
米雇用統計もあり、さらにドル高にふれています。当面はどこまで下げるのかの様子見となるでしょう。
５．ポンド円（GBP/JPY）
ポンド円も上値の重い展開。ポンド安となりながらも、一応トレンドライン上で粘っているので、一気に下げる形にはならないでしょう。
まとめ
ドル高が本格的なトレンドとなってきました。トレンドの継続を見越して、よいエントリーチャンスを探りたいですね。
通貨ペアとしては、ユーロドル・ポンドドルがやりやすそうですが、安値掴みとならないよう、ライン、あるいは２１ＭＡなどに引き付けるタイミングを待つのがよさそうです。
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加藤ムネヒサ
保険会社入社２年目に、「大学生が株で○億円」という本を読んだことをきっかけに、投資にハマる。ジャンルは、小資金でできるＦＸを選択。
しかし、欲をコントロールできず、勘トレードとナンピンで負け続けたあげく、32万円の全く勝てない自動売買ツールに手を出し、2011年に－5000pipsの損失。ショックで髪の生え際がやや後退。
以後、ノウハウコレクターとして聖杯探しに没頭したが、まともなＦＸ商材との出会いをきっかけに、ＦＸで稼ぐための堅実な考え方を習得。
少額トレードと過去検証を繰り返し、月ベースプラスが半年以上続いたところで、利益を獲る力が爆発的に向上（年利300％達成）。資金を減らさず、月ベースでの収入確保が、容易に達成できるようになったため、トレード開始５年目に専業トレーダーとして独立した。
現在は、都内ＦＸプライベートスクールやＦＸサイト監修の仕事を請けつつ、ＦＸのデイトレードで生計を立てる。
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト資格取得。
「ＦＸは、マインドと正しい行動の継続」が何よりの信条。
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出身 香川県
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